多摩たま日誌

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「一句一ブログはボケ抑え」・・・できるかな?

道遠し目眩むほどの陽の盛り

多摩たま


 いやはや、と言うしかないんである。


 梅雨明けの少し前からここまで約1か月、これでもか! というぐらい連日30℃を越える熱暑が続いていると思う。毎日、一時の休憩も休みも取らずガンガンぐわしゃと陽が照り付ける。だから迂闊に表になんぞに出られない。のだが、どうしても用事というものもある。


 駅までの近場、野暮用で出なくてはならないときは、出る前からうんざりし、しかし仕方がないから一丁気合を入れて表に出てみれば、頭をおし潰すような陽が襲い、歩道の反射で顔を焼かれ、いくらも歩かないうちに脳みそがカラカラになって、目がくらむ。


 とてもやっていられん! よちよちトボトボ歩いて途中、恥も外聞もなくようやく建物の陰を見付け、その陰に隠れてふ~~っと長嘆息してから、呆然と佇む。目はしょぼつき、脳はガサガサ水気を失い、顔は火照って足までぐらぐらする。



 日盛りの表は、正直、掛け値なしで殺人的だと思う。こんなことで、しがない命ではあるものの、むざむざ失いたくはないから、クーラーに籠りっぱなしで日を暮らしているが、部屋の中で何をどうして、時間をつぶせばいいのか、誰か教えてほしい。


 図書館へ出かけるのも暑くて嫌だから読む本が枯渇して、何十年も前のよれよれの文庫本を、本棚の埃の中から引っ張りだして、うとうと昼寝の間にちらちら眺めてみても、すぐに飽きてしまう。じゃあ! 寝てろ! と言われても、そう何十時間も眠れるもんじゃない。



 万やむを得ないから、涼しくなって外出禁止の戒厳令が解かれし暁には、あれもしよう、これもやってみよう、とひたすら白想にふけることにした。やりたいことはいっぱいあるのだけれど、やれることが極端に少なくなってきたなあ!


 その僅かばかりの、やれることを、白想の中から大事に拾い集めて、さらに白想の中でこねくり回し、実現出来たらどんなに楽しからむ、など想像、空想、妄想を重ねに重ねて、このいやらしき暑さを、ひととき忘れるしかテがないんじゃないだろうか。



 なにしろ、妄想するのはタダだ。



 
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