台風に翻弄されし十日間

夕方、ふと西の空を見たら、久ッッさしぶりの青空。
おお! 青空よ、無事でいたんだなあ!! よかった、よかった、もう一生お目にかからないかも、と思っていたところだ。懐かしいなあ、ぬわ~~んと、10日ぶりじゃないか、そうかそうか、あのくそったれ台風に、随分といじめられたんだなあ!
この西の空は、格別に美しかった。(写真が下手だからよくわからないけれども)分厚い雨雲の底が黄金色に染められ、その向こう遥かに、真っ青な、群青色の空、それはもう宇宙の向こうまで続いてることが実感できるが如く広がっていた。
沈んでいくお日様からほんの少し北に離れた空が、ことのほか群青色が深く、その辺りには、うんと高い空に絹のような薄い雲が白く輝き、真っ青な空をバッグにして棚引いていた。とてもきれいだ。久しぶりに青空を見たせいだろうか。
今回もまた、鬼のような土砂降り大雨で、各地に被害が発生した。まことに日本は災害列島、水害だけをとってみても、梅雨末期の大雨、夕立の土砂降り、台風の狂奔と、次からつぎ、休む暇も有らばこそである。
これではっきりした。何十年ぶりのとか、記録的なとか、もはやそういうことじゃない。この鬼畜のような降り方が、即ち平常なこととなっているのだ。これからは、いつでもこういう降り方をするのだ。想定外なんて言っていられない。
だから、いつも思うことがある。国交省とか自治体とか、その要路にある関係者は、災害が起こる前に、起こりそうなカ所に前もって手を入れ改修する、ということが出来ないものなのだろうか。危ない箇所は事前に把握しているはずである(ハザードマップあり)。
いつもいつも、災害が発生してから重い腰を、よっこらしょ、とあげて対策するより、事前に手を入れて未然に防ぐ方が、被害も少なく、経済的だと思う。想定外は今後絶対通用しない、未曾有がこれからの常識。地図を色分けして、ハイ! 終わり! じゃ困る。
それにしてもなんという奴だったろう。根暗で陰険で、果てしもなく意地悪でいやらしい奴だった。いつものように、とっとと、どこかへ行っちまえばいいのに、嫌らしく居座って動きゃしない。黙っていりゃあいいものを、土砂降りを連れてくる。
こんないやらしい奴は今まで見たことがなかったが、想定外が通用しない今日び、今後この手の奴がちょくちょくやって来るのだろうか。それならそうと、その覚悟をしておかなければならない。つまり昔ながらの、籠城を決め込むテだ。
一過の青空、今回ことのほか!!
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