今朝の冷えバケツに張りし薄氷

よいよ寒さも底に向かっているようだ。
今朝はバケツの水が薄氷となって、なんだか美しく見える。寒い寒いと言っても、たかだかこれぐらいなもので、恵まれた地方の住んでいるんだなあ、と思う。しかし寒さの本番はこれからだ、と思って一応身構えたりもしている。
寒さ、と暑さ、どっちが老いの身に危険だろうか? 「どっちも老いぼれにゃあ危険だよ! 」 と言われりゃ立つ瀬がないけれど、「老いるんじゃねえ、このバカ! 」と言ったって、向こうが勝手に老いて行くのだから、手の施しようがないんである。
まあ、体の方が好き勝手に老いぼれていって、我が意に反してるのだから、もう放ちゃらかしておくしかない。そうして放ちゃらかしておいて、別なことを妄想する。寒が明けて暖かくなって、ふくっぱぎがの痛みがなくなった暁には、なにしてやろうか、と。
好きなことと言えば、とりあえずは表に出て歩くこと、ただ訳もなく歩いていればそれで楽しいのだから、簡単なもんである。簡単で単純で、あまつさえ金がかからない。なんといういい趣味だろうかと、自分をほめたやりたい。(チッポケだなあ! )
恥ずかしながら、世のなかがこれからどうなるのか、なんてことも、もう関心がなくなった。孫子の代は彼らが創っていくもので、口出し無用なんである。かえって迷惑がられるだけだし、ましてや、オレの知ったこちゃない、と思う。
唯一、オレの知ったことであるのは、三尺ほどの身の回りのこと、つまり食う寝る出す、を大事にしようと思う。・・・と書いてきて、「バケツの氷」がなんでこんな話になったんだろう。話が滑りに滑ってどこへ行くのかわからん。困ったもんである。
自分で書いて自分で困って、どうするんだ!
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