多摩たま日誌

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「一句一ブログはボケ抑え」・・・できるかな?

隅田川岸辺の小店に桜餅

多摩たま



 桜餅は葉っぱが旨い。


 と言って、ビニールで作った葉っぱをむしゃむしゃ食ったら旨くない。本物の桜の葉は、ちょびっとしょっぱい。それが中の餡子のほんのりした甘さとマッチして、なんだか旨い。そうして渋茶をひとくち。


 目の前に隅田川が悠然と流れるともなく流れ、空が広々と開けていい気分になる。たまには、こういう伝統的な菓子(と言っていいのカナ)を食うのも、なかなかいい。いつも駄菓子ばっかり食っているから、こういうのはしみじみとする。



 全国の有名な和菓子を食う、などということは思いもしないけれど、たまたま出会ったのが気に入ったりする。越後の、坊ちゃんの清の笹飴はいささか敬遠するが、笹団子はイタク気に入っている。何かの拍子でお土産にもらったりすれば、思わずにんまりとくる。


 笹団子はなんと言っても圧倒的な量感がある。ひとつがゴロンと圧倒的だが、それが数個連なって、なんぼでも食いたい放題なのが好ましい。いそいそと笹をむいて、あんぐりと口に入れれば、団子の皮がみっしりと歯に食い込んでくる。



 昔、落雁というお菓子があった(今でもあるのかナ)。ぼそぼそしたモノを固めた様な肌合いで、食紅で鶴や亀の絵が描かれていたように思う。これがまあ、食いたくて食いたくて、そのお菓子の前でよだれと鼻水を垂らしてじっと見つめたものだ。


 然るになんでか買ってくれない。買ってくれないから、余計旨そうで、食いたさが募ってトラウマになる。時移り、長じて自分で買って食った。む! こんなものだったのか!! なんだか大いなる肩透かしを食った気分である。



 食いたいものもこれからだ。

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