多摩たま日誌

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「一句一ブログはボケ抑え」・・・できるかな?

日は早しはや六月の風のなか

多摩たま



 もう夏至の月になってしまった、早いなあ。


 もはや、日がが永くなって嬉しいなどと言っていられない。じわじわ、こっそり知らぬ間に日は短くなってゆく。だがその前に、闘わなければならない夏という激烈な季節が、目の前に座り込んでいるから、当面これが厄介だ。


 正月このかた半年という長い時間を、薄らぼんやり、便々として日を送ってきたから、いつの間に! という思いがするのだろうと思う。日々のあれやこれやが、ちっとも記憶にとどまっていないので、なあ~にもせずに日が暮れた、のではないか。




 齢をとると時間が過ぎるのがとんでもなく早い、と言うのはよく話だし、実感としてもそう思う。しかしながら、これは本当だろうか。もし実際に年寄りの時間は早く流れるとすれば、奇妙なことが起こりそうだ。


 爺さん婆さんはまたたく間に老けてゆき、子供はゆるゆるゆっくり成長しなくてはならない。ところが目の前の現象はこれと真逆だ。子供はみるみるうちに成長するし、ジイ、バアはあんまり目立たないうちに老けていく。これはなんだろうか。




 なんだかよく分からないけれど、ともあれ記憶に深く刻まれるような日々を過ごせば、時間が早すぎる、という思いは少しは軽減するかもしれない。自分にとってのそれは、野っぱら歩きで目に焼き付ける様々な光景ではないかと思っている。


 部屋の中の生活は、昨日の食事さえ記憶にとどまらない。思い起こしてみても、日々は空洞のガランドウでしかない。それに引き換え、野っぱらの光景は、時として美しく装いを改め脳裏に浮かんでくる。これがいっぱいあれば、時間が早すぎる! は少なくなるカモ。


 ま、日々が充実するようこころがけようか。

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