一瞬先
元旦からこういうことが起きていいのだろうか!!
不条理の一語に尽きる。地面が大揺れに揺れ、津波だぞ~と騒いでいるうちに火事が起こった。矢継ぎ早の自然災害は、正月気分も何もかも一瞬で吹き飛ばしたに違いない。なんて言ったらいいか、言葉もない。
まことに、自然が人の世の都合を斟酌しないにもほどがある。なにも、よりによってこんな時に! と思わないではいられない。一瞬の先にこの不条理が黒々と転がっている。いつ何時自分の身に降りかかってくるか、誰にもわからない。
そうなったとき、一体どうすればいいのだろう。思い浮かぶのは、まずなにがなんでも、遮二無二生き残るようにするしかないのだろう。当然それが叶わないことだってあるだろうけれど、それが運というものだろうか。
生きていれば何とかなる、そう思う。苦しいことが多いだろうが、なんとかそれに立ち向かっていきたい。か細いけれど全霊を振り絞って、迎え撃っていきたいと思う。そのために日ごろから精神をタフに鍛えておかなければなぁ。
おそらく、というよりも確定的に今度もなにもできないから、陰ながら思うことしかないけれど、どうか頑張っていただきたい。誰にでも降りかかるだろう、理不尽な災害について、こちらで、このことを深く考えていきたいと思う。
せめてそういう覚悟だけでも。