たまたま日記

たまにしか書かないに日記         遊びをせんとやうまれけむ   戯れせんとや・・・・

梅雨空雑感



  例年より季節が半月ばかり早い、と思う。
 5月の半場だというのに、もう梅雨になった。この分だと、恐ろしく暑い夏が恐ろしいほど長く続くのか、爽やかな秋が長いのか、よもや鬱陶しき梅雨メが長い、なんてことはないだろうなあ。


 様々な証拠があって、地球が温暖化しているという。寒いよりはあったかい方が個人的には歓迎する(恐ろしい夏はクーラーという利器がある)。が、しかし土砂降りの大雨や、鬼のような吹雪、積雪、そしてとんでもない風は歓迎しない。


 なぜこういう極端が発生するのか? 聞いたところでは気温が高いと様々な化学反応が劇的になるからだ、ということらしい。気象が化学反応だとは、つゆほども思っていなかったから、まだなんだか化かされたような気分だ。


 
 それにより、この夏が恐ろしい暑さになったとすれば、熱中症にやられ、コロナにやられとても生きた心地はしないだろう。しかし世の中に何の役にも立っていない身ではあるが、むざむざ焼かれたり訳が分からなくなったりするのは、やっぱりご免こうむりたい。


 役に立たないから迷惑でもあろうけれど、夏空に真っ白い入道雲を見たり、爽やかな風が高い空を吹き抜ける音を聞いたり、錦秋に染められる山を見たり、そういうことをまだしたいと思う。ほんのちっぽけな望みではないか。



 しかし、先のことは誰にも分らない。分らないことを気に病んでも病み損である。また過ぎたことはどう頑張ってみても取り戻せもしない。だから何も考えずに、そのときそのとき、泣いたり笑ったり怒ったりするしかテがない。


 仕方ないよなあ!

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