たまたま日記

たまにしか書かないに日記         遊びをせんとやうまれけむ   戯れせんとや・・・・

降るか降らぬかはっきりしてくれ



 気象庁が梅雨入りを発表したら、天が律義にもそれを固守して、以来いつまででも重苦しいどんより空が続く。時にはほんとに雨を降らせもするけれど、降るのか降らぬのかどっちつかずの、決まらない空がほとほといやになる。


 降られればいやだから表に出ない。家の中でごろちゃら、ごろちゃらするのも恐ろしいほど苦痛だから、図書館に行ってみると、これがまた休館日であって門前払いを食らわせられ、どこへも行けずただ食ってばかり、腹がむくむく出てくる始末。



 たまたまテレビを見たら1票の格差がなんちゃらで、それを是正するために区割りをいじくってなんちゃら、と言っていた。これを見て、どだい政治家というものはいったい何をしているのだろうと思った。どうも何にもしてないように思う。


 こちらもごろちゃらで何もしていないが、彼らは大層な金をもらって何もしていない。あまつさえ、彼らの大部分は隙あらば金儲けに狂奔し、あるいはまた議員活動費だか何だか、税金から何ほどでもかすめ取ろうとし、そういう方面だけは大活躍である。


 よって、高い月給を払って彼らをぬくぬく飼っておく必要がない。選挙の格差を区割りで誤魔化すより、彼らの大部分を辞めさせればそれでいい。そうすれば、残った政治家は必死で働くであろうし、また浮いた金は民政の方に周り貧乏もある程度解消し、三方丸く収まるというものだ。



 日本は今、主要先進国の中で最も低迷していると聞く。世界第2位の経済大国から、いつの間にか落ちに落ち、今や世界の金持ちが月給の安い、物価の安い日本めがけて、わらわらと押し寄せているという。30年前とそっくり立場が逆転したらしい。


 種々の社会システムは、軋みでキーキー音立てているのに何の手も打たず放置、観て見ないふりをし、国債というの名の将来世代への借金を、何の考えもなくどんどこ重ねまくり、
そんな日本の明日をどうする、などと考える政治家は、見渡してみてもどうも居ない。



 空模様がはっきりしないと、こういうもやもやが噴き出てくる。

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