たまたま日記

たまにしか書かないに日記         遊びをせんとやうまれけむ   戯れせんとや・・・・

この世界は不思議いっぱい



 よそ様のブログを読んで、教えられることが大変多い。
 というか、こちらがあんまりにも何も知らなすぎるのか、それは知らないけれど、ともかく、へ~~そうだったのか、不思議になものだなあ! と大いに感心している。よそ様のブログは、楽しいだけじゃなくお勉強にもなる。



其の①
●蝶のような昆虫はさなぎになってから、いちから体を作り直す。


・・・それまでイモムシだった彼は、さなぎになるとそれまでの体(の中身)が溶けて、どろどろの何物かになってしまい、そこから、せ~の! で蝶としての体に作り替えるらしい。この時イモムシは、いや待ってくれ! 今までイモムシでやっきたんだ、むちゃするな! ああ! オレの胃袋が、心臓が、脳みそが、溶けていく~~、助けてくれ~、と泣き叫ぶらしいが、誰も聞いてくれない。


 そもそも、何のためにはじめから体を作り直すのか、ぼんくら頭では理解できない。それまでの芋虫の体はいったい何だったのだろう。体を作る資源とエネルギーの、大いなる無駄遣いとしか思えない。なぜそうまでしてそうするのか? 進化の過程での何か必然性があるのだろうか? 不思議で仕方がない。
 (これはしかし、小学生の疑問なのだろうか)





其の②
●ホウズキはその実を隠してしまう。


・・・ホウズキはナス科の植物だそうだが、せっかくの愛らしい赤い実をガクが伸びてきてすっかり覆ってしまい、外から見えなくしてしまうそうだ。ふつう、植物の実は鳥などに食われて運ばれ、生殖域を広げるために美しく色ずく、ものと思っていた。然るになんぞ。


 ホウズキはせっかく美しく色づくにもかかわらず、それをガクで包んで見えなくしてしまう。これは、とんでもない深窓の令嬢だからであろうか。家の奥のそのまた御簾の陰に隠れているのであろうか。そんなにすごい令嬢なのかなあ?


 同じナス科の、ナスを見てもらいたい! 顔を隠すどころの騒ぎじゃない、真っ黒い顔を平気の平左でぶらんと伸ばし、呑気に風に揺れている。同じナス科でありながら、この態度の違いは何なのだろうか。ところで、ホウズキのようにせっかくの実を包んで隠してしまう植物はほかにもあるのかなあ? 進化の過程の如何なる必然があるのか?




 この世界は不思議に満ちている。
 イモムシが体を一から作り直すなら、この日本ももう一度作り直さないと、どうにも行き詰っているように思える。
 参議院選挙だけれど、ふだん何をしいているのかさっぱりわからない人たちが、ここを先途と日本を憂いてみせるが、過ぎれば元の木阿弥、ゆえに彼らは要らない。
 一つ、このあたりから日本を作り直したらいいんじゃないだろか。

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