たまたま日記

たまにしか書かないに日記         遊びをせんとやうまれけむ   戯れせんとや・・・・

ぐだぐだの日々



 来そうだな、来るな、絶対来るぞ、第8波。


 ・・・てな思いもこれあり、忘日、第5回目コロナ接種を受けてきた。が、これで先ず安泰、とはいかないようで、次から次へと新しい、いやらしい変異株がはびこってくるらしい。もはや、A55だかXなにやらだか、覚えきれないし覚える気にもならない。


 だから今回のワクチン接種が、いま流行のなにやら株に、効果があるのかないのか、誰もはっきり教えてくれないし、それを聞くのはただ草臥れるだけのようだし、ま、何もしないよりは気休めぐらいにはなるだろうと、淡々として接種を受けた。


 思うに、いそいそと接種を受けるころには、すでに新に変てこりんな変異株が現れ、またひと騒ぎしてまた接種し、そしてまた変異株がはびこってきて、といういつ果てるとも知れない追っかけっこをしているような気がするけれど、これ、どうにもならんのかなあ、と誰に言えばいいのかもわからない不満を、ぐっとばかりに腹に飲み込む。




 世の中も、「そんなこと知らんがな、コロナはもう過去のこと、今すぐ死ぬ恐怖が無きゃあ、いろいろイベント楽しまなくちゃあ」という気配のようで、渋谷の若い衆がどうしたの、岐阜のキムタクがどうだの、早々とクリスマスだの、至って平和のようだ。


 ただ、ひたすら平和を謳歌している間に、ひたひたと日本のあらゆる面が劣化してしまい、円は底なしに下がるは、大学ランキングも底なしのようだし、製造業も世界で落ちぶれ続けているらしいし、大人たちは成すすべもなく自信を無くしてしているかに見える。


 その隙を見越して、北の半島やら大陸の大きな国やらが、ここぞとばかり脅しをかけたり、ちょっかいを出したり、フェイントかけたりしてきているようだが、空前の平和を謳歌している我らには、それがことごとく「なんのこっちゃ」としか思われない。




 ほんとにこのままでいいのならいいけれど、われらが文化までが衰退の一途らしきありさまをみれば、なにやらうそ寒い気がしないでもない。われらの文化は、もしかするとアメリカ文化に底の底まで乗っ取られているらしくも思える。


 早い話、コロナワクチンは英・米に頼り切っているし、情報を得るにはグーグルはじめアメリカのソフトに負んぶに抱っこ。アマゾンは、はじめ書籍購入だけの仕掛けだと思っていたら、いつの間にかすべての品物を握っていて、日本の小売業はすべてアマゾンに乗っ取られた臭いもしてくる。


 文化そのものがアメリカに支配され、国土があの大陸の国に支配される、なんてことになると、いったいどういう按排になるのだろう。などと思ったりするのだが、あまり考えたくないことなので、考えるのを止して、ただひたすらぼんやりしている。



 ひたすらぼんやりしているので、毎日がぐだぐだと過ぎていく。

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