たまたま日記

たまにしか書かないに日記         遊びをせんとやうまれけむ   戯れせんとや・・・・

引き籠りで近場散歩

都知事さんが、ふらふら出かけんじゃねえ(怒!)
              それじゃ、近場しか歩けねえよ(哀!)
お天とさんが、昼日中歩くと焼き殺すぞ(怒!)
              それじゃ、朝だけしか歩けねえよ(悲!)


そうだ、近場を朝だけ歩けばいいんだ。な~~んだ、簡単だ(喜!)


ююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююююю


そのようなわけじゃけ、朝、近場を歩いてると。





 忘日、玉川上水へ行ってみる。江戸時代の多摩地方にとって、この流れは命の水だったから、あだやおろそかにはできないのだ。な~んて大げさに言ってみたが、両岸に遊歩道が完備されていて、今では格好の散歩コースになっている。





 フェンスの内側の岸辺には、樹木や草が茂り、しばしばこんなモノに、お会いできたりする。しかし、「道っぱたの花」さえも、ほとんど知らないので、虫と来た日にゃあ、敷居が高く、おいそれと挑戦する勇気がわかない。



 ブログで、珍しい虫の生態を活写している「虫愛ずる姫」がおられる。この姫は蛇だろうがトカゲだろうが、また、どんな昆虫だろうが触って愛してやまない人であるらしく、あらゆる虫の名は無論のこと、その生態にも詳しい。うん! 尊敬しちゃうね!





 玉川上水の上に蓋をして、小公園となっている箇所がある。上水の流域でこれほど大規模に蓋をした場所はないと思う。聞くところでは、終戦間際に立川飛行場の滑走路を延長する計画があり、それで蓋をしたのだそうだ。右側の草むらの下に、上水は流れている。
 


 散歩の人のなかで、半分がマスクをし、半分がなしの状態、してなくても「マスクしろ、こうらあッ!(怒・怒!)」なんて人はいないようだ。なしの人同士、互いに行きかう時は、微妙に顔を背けあい、「オラ、うつさないだに」の信号を送る。






 上水のここかしこに、江戸時代の分水口が今に残っている。当時は木製の蓋を上げたり下げたりしながら、分水への流量を調節していたと聞く。現在もこの方式に大差はないようだ。右側が柴崎分水、左側が砂川分水。。。かな?


 砂川分水はすぐ下流で上水と並行していて、しばらくの間その流れが見える。この流れを(と言っても300mぐらい流れて暗渠になってしまうが)追っかけていくと、五日市街道に沿って流れていき、立川市の砂川家の門前に至る。






 上水に沿った遊歩道は、樹木の葉影になって涼し気な場所が多い。この道などは春先の新緑も美しく、いまの時期も緑陰が涼しく、好きな道だ。左側に上水が、右の白いフェンスと柵の間に砂川上水が流れている。ちゃぽちゃぽとせせらぎの音が心地よい。





 陽が高く昇って、あぢ~、あぢ~ となる前に帰らんばいけん。ともすれば、ついつい歩きすぎ、昼近くなってしもうて、へろへろになって帰りつくなんちゅうは、あってはならんぞな。たまた歩きゃあ、ええがな。






 帰路、猫の助に出会った。「にゃあ~~」とご挨拶ばしたっけが、「にぃ」と面倒くさそうに、ちょびっと口を開けただけだったげに。猫だって暑くて面倒くさあじゃにゃ~か。「うろうろしとらんで、さっさと帰りな(怒!)」

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